操業に必要な3つのモデル

 さて、これらのような支援を受けることができる創業者であるが、創業を成功させるための要素としては何が必要なのであろうか。

それは、1.ビジネスモデルの完成度、2.事業計画の実現可能性、3・競争優位性である。

講義で知った創業事例について考えてみると、確かにこの3点が備わっているのがわかる。

私が最も印象に残っている事例として、Very Cardの通信販売事業があるが、その新規性や完成度、競合他社との位置関係などどれをみても成功する可能性に納得する。

ホームページを見てみると、NTTとの違いが社長自らの言葉ではっきりと示されており、ビジネスモデルや成功へのビジョンがとてもはっきりしていると感じられる。

このような場合、創業支援は支援する側と支援される側のどちらにも利益をもたらすビジネスになるのだと思った。

 ここからは、今回の講義を聞いた後、社会全体での創業者の位置づけに対して感じたことについて述べようと思う。

今やベンチャーはわが国経済の救世主であり、今後の経済発展を担う主役となったと感じることもできる。

私は、新規事業の立ち上げというものは社会全体に貢献するものだと思う。

今の社会では、雇用問題が大きくなり雇用維持政策も通用しないような状態になっている。

そのような中、新規事業が起こることにより新しい雇用需要が生まれ、経済も成長するのだと思う。

もっと創業を志す人は増えるべきであるし、そのような環境を作り出すことが必要不可欠である。

そのため創業支援というものは社会にとっては大変重要であり、日本を支えるビジネスであるといっても過言ではない。

創業支援を、もっと国家全体で進めていくべきであると思う。

昔と比べると、証券市場などでもベンチャー企業向けの市場ができるなど創業しやすい環境にはなってきているが、アメリカに比べると起業に対する概念や環境はまだまだ不十分であると感じる。